洗うだけで叶う「リンパ液の循環促進&ブライトニング&毛穴対策」は、「時々の肌状態と向き合いながらの理想的な洗顔法」にあります。
是非、ご一読ください。
※ 一般論と体感をまとめました。
※ 洗浄剤は肌を変えます!
・合成化学物質無添加の天然界面活性力と天然原料で出来上がった石鹸
・熱を加えず、100%ケン化させずに良質のオイルを残留させた石鹸
・長い熟成期間を経てアルカリ度を下げた肌当たりマイルドな石鹸
=バリアー機能を損なわない石鹸
洗顔ネットでたくさん泡立てます。
洗顔ネットに含ませる水分を控えめにすると、弾力あるクリーミーな泡が立ちます。
水分が足りないと感じたら、途中で都度、適宜加えます。
洗顔ネットをクシュクシュして空気を孕ませると、フクフクの泡が生まれます。
1・肌に泡を乗せます。
☆肌に手が付かない程度に力を抜いて泡だけをクルクル回す
☆手の平全体で軽く押さえては離す
☆を繰り返します。
絶対に肌を直接強く擦らないこと。
2・泡をゆっくり流し落とします。
<理想的な夜のスペシャル洗顔>
3・上記の1、2を2~3回繰り返します。
4・柔らかいタオルで水気を押さえます。
※ 写真は3回洗顔に於ける理想的な泡の量です(洗面器直径25cm)。
このように回数分を一遍に泡立てても、1回分ずつ泡立ても、どちらでも。
(ボディ洗浄分の泡の理想量は、だいたいこの2~3倍です。後肌の好みや状態によりますが、ボディは通常、1回洗いで充分と感じます。)
※ 余談になりますが、洗顔後、すぐにケアをしない時は
・「キュレル/ディープモイスチャースフレ―A」
・「大高酵素/ヘーラールーノ」、
・「pH値4.5~6.0の弱酸性の芳香蒸留水(詳細はブログタイトル「芳香蒸留水(ハイドロソル、フローラルウォーター)の可能性」へ)」
などの軽い保湿剤を取り敢えずぶっかけて(スプレーして)おくと、例えばそのまま洗濯物を干したり朝食を食べたりの他用をしていても、肌乾きの負担がかかりません。
乾燥を全く感じない方はしばらくそのままでも問題はありません(この洗顔法を続けることで「そのまま」に違和感がなくなります。)
石鹸を使う最初の目的は、水の表面張力を弱めることです。
※水の表面張力とは、水が界面の面積をできるだけ小さくしようとして水分子同士が引っ張り合う力です(水滴というものが丸まっている理由でもあります)。
そして
表面張力が小さくなると、水は丸まらず広がりやすくなるため、洗うに適した状態になります。
石鹸が持つ界面活性力は「水と油の境目に吸着」します。
そして、石鹸を含んだ水は水分子同士が引っ張り合って親水基の部分が水面の水分子と馴染むため、水面を覆って表面張力が小さくなります。
※ 石けんの濃度が高いほとに表面張力は弱まります。
水は肌を弾きますが、表面張力が弱まると汚れに届き、その汚れは肌から泡が離れる時に落ちるという仕組みです。
よって、まずは1回目で水の表面張力を弱めると、奥の汚れまで落ちやすくなります。
水の表面張力を小さくする1回目が布石になり、2回目から本格的に汚れを落とす作用となります。
2~3回、泡を乗せては流すを繰り返すことで、毛穴の中まで泡が入って、肌の奥の汚れまで落ちます。
泡の上をクルクルしたり、手の平全体で優しく押しては離す、を繰り返すことによって、肌には軽く圧がかかっています(実感は淡いですが)。
よって、手を離した時には軽く引っ張られ、圧が抜けてリンパ内部が流れます。
リンパ内部を流すとは、「リンパ液の循環を促進すること」であり、老廃物や不要な水分などを回収してくれます。
(リンパ液はリンパ節でろ過されてから血液に混ざり、腎臓でろ過されて尿や便として排出されます。)
要約すると、この「理想的な洗顔法」は、肌表面の汚れや不要な皮脂を落とし、リンパ内部の老廃物をも流し落としてくれます。
「ただの洗浄」「たかだか洗浄」「たったの洗浄だけ」で、
フェイスはミニマルシンプルケアに、
ボティは一切のケアなく、
つまり余計な手間もモノも必要なく、
「乾燥知らずクスミ知らずのふっくらスベスベな健康肌」になるため、「毛穴の存在も忘れるオマケ付き」です。
チャチャっと済ませる洗顔に比べると、面倒だし時間もかかりますが、効果は確かです。
これだけのハイリターンなら、むしろ簡単に丈夫な美肌ゲット。
急がば回れ、です。
お試しください。
ただし、この3回洗顔は時々の肌状態、個々の肌状態によっては軽いリスクが潜んでいると感じました。
あくまでも肌状態を観察しながら実践してみましょう。
コントロールしながらうまく利用できれば、常に毛穴がない(なかったら困る、「ほぼ目立たない」という表現が正しいが)、キメ細かい冴えた肌色が実現します。
毎度のことながら、体を張って実験しました。
一般、特に肌が揺らぎ、肌荒れさえ起こしやすい初春から3ヶ月半の間、しかも、いきなり朝晩共に3回洗いに挑戦しました。
悪環境の上にハードモードです。
最初、後肌に普段は全く感じないキュっとした感覚を持ちました。
「洗ったぞ感」満載。
顔色はスカっと冴えます。
「私って汚れてたの?」みたいな。
翌日までは若干、ビビりましたが、肌なぞ崩壊しても立て直せばよいわけで、この先どうなるかの好奇心満々で、自己破滅癖へ一直線。
3日目からは、このキュっと感に慣れてクセになります。
朝は外敵から保護すべきなので、実際は1回洗いだけの方が理想的なのは知っているのに、イイ気になって毎朝も3回洗顔を続けました。
数日経つと慣れたのか、キュっと感は淡くなりました。
これまで20数年、ほぼコールドプロセス製法の石鹸を使い続けて来て、普段の1回洗顔で洗顔後の肌はフワっとしたキメ細かな艶肌だったのですが、悪環境(季節)でのハードモードな3回洗顔をしてから3週間ほど経った頃、肌のキメが粗くなったような気がしました。
気がしただけかも知れませんが、このような感覚は初めてでした。
いわば裸眼なのにルーペを通して見たように「皮溝」がくっきりはっきり粗く、荒ぶれた感じに見えます。
それでも朝晩共に3回洗いを続けました。
メイク乗りが悪くなる気配はなく、乾き感もなく、「なんだかキメがザツな肌具合」さえ許容すれば、3ヶ月ほどは大きな問題は起こりませんでしたが、途中でニードル仕様の純粋レチノール0.1%濃度とレチナール0.1%濃度を使用したためか、滅多と見ない吹き出物が3つほどできます。
表皮が薄くなったのでしょう。
表皮が薄い=水分を抱えにくい=トラブルに繋がる
という方式を久しぶりに体感しました。
そこからも2週間ほどは3回洗いを継続しましたが、キメの粗さも吹き出物も、いよいよ洗い過ぎによる「バリアー膜の脆弱化」のせいだと思いました。
もともとが皮脂の少ない乾燥肌であるだけに、毛穴まで潜り込んでガッツリ脂分をこそげ落とすことは、要するに「必要な脂分」をも流し落とすことに繋がり、いわゆるバリアー膜の破壊になったのだと思いました。
とりあえず、朝晩共に1回洗いに戻してバリアー膜を育成したところ、たったの2日ほどでキメの細かさは元に戻り、吹き出物も鎮静しました。
「スペシャル3回洗顔」は、「こんな方法もあるんだな」ということ、そして「有効理由にもちゃんと根拠がある」ことを頭の隅に置き、個々、肌状態に応じて、うまく取り入れることこそが大事だと感じました。
見極めが合えば、毛穴汚れ撲滅とデトックスには大変に有効だと思います。
肌は「自らが持つ潤いを自らの力で逃さず護る」ことが最も大切なので、くれぐれもまずは自身の健康なバリアー膜を破壊しませんように。
人によっては、365日、夜だけずっと3回洗顔をした方が垢抜けた美しい肌になる場合もあるでしょう。
季節に応じる方法、
湿度に合わせる方法、
都度の肌状態に準じる方法、
気分や思い付きに任せる方法、
「マイローテーション」を作る方法、
様々に自分ベストを見つけていただけますように。
個人的には、通常時、
朝は1回洗顔、
夜だけ
「1回目で水の表面張力を弱める」
「2回目でしっかり洗浄する」
という、2回洗顔が自分には合っている気がしています。
参考になりましたら♪
・石けん(天然界面活性剤)の使用は、毛根細胞が脱落することも剥がし落とすこともなく、皮脂の分泌が正常通り機能します。
(source・ 三上美樹(監修指導)「界面活性剤は安全か!?」)
・「毛根に付属した細胞である皮脂腺から分泌される皮脂」は大切な天然のバリアー膜です。
合成界面活性剤の使用は「毛根細胞が死滅、脱落して垢となって皮膚表面から剥がし落とす」、すなわち「皮脂の分泌が滞り」ます。
・石けん(天然界面活性剤)の使用は、結果的に「自身の皮脂という天然のバリアー膜」に護られるため、「乾燥からも皮脂過多からも解放」され、水分油分のバランスが整った健康な状態を維持できます。
・プラス、当店の石鹸は「ケン化し切らない養分溢れるオイルが内装されている」ため、ラグジュアリーな湿潤の持続を実現します。
これが10年以上、当店の石鹸が深く愛され続けている理由です。
ーーーみみちゃん石けん 2023年8月記ーーー
当店は、オイルのパワーに魅せられた店主自身のオールハンドメイドによる、コールドプロセス製法の石鹸を主に取り 扱っています。
各オイルの可能性を追求しながら、洗浄に対する譲れない理念を具現化したこだわり石鹸は、円やかな洗浄と湿潤の同時体感を目的としています。
長期間しっかりと熟成した良質の自然素材による石鹸は、天然のグリセリンとケン化しない養分たっぷりのオイルを抱えています。
構成上に必要な泡立ちのためや固めるためのオイルや、ケン化に必要な水酸化ナトリウムの量を最小限にとどめています。
石鹸化しない有益なオイルを存分に味わってください。
洗うことのストレスや重ね与え続けなければならないことから解放され、本来の自活力を呼び覚ますことを追求しています。
それぞれの石鹸を楽しんで、洗うことを枷ではなく、日々の心強い楽しみとしていただけるお手伝いになりましたら幸いです。
※当店の石鹸は雑貨ですので、ご使用に関しましては自己責任でお願いいたします。
※泡は大きな気泡の玉ではなく、ネットなどで濃密なシェービングクリーム及びムースのようなキメ細かい泡を起ててください。
石鹸によって泡の持ちや粘り具合は異なりますが、泡起て当初は角が立つ状態が好ましく、泡による養分を存分に感じ取ることができます。
合成の界面活性剤による難点がないため、泡そのものに恐れある洗浄構成ではなく、泡そのものに優しさと力を感じ取れる構成ですので、慌てて流さずにしっかり味わってください。
※アレルギーをお持ちの方やその懸念がある方は、使用材料をご確認の上、ご自身の責任でのご使用を願います。
※自身も使用者も確信できるのは、ある程度の長期使用での変化です。
長いお付き合いができましたら嬉しく思います。
※尚、必ず「手作り石鹸の一般的特性とみみちゃん石けんのこだわり」や「注意事項」も重ねてお読みください。
※石鹸の標準グラム数は熟成途中の計量です。経時で更なる熟成と共に水分が飛ぶため、多少軽くなりますことをご了承ください。
※熟成には温度湿度などの管理による安定した環境をできるだけ保っておりますが、仕込みから熟成期間(2ヶ月以上)の季節等により、仕上がりには差異が生じますこともご了承ください。
※当店の石鹸は製作から熟成期間2ヶ月を経て、紫外線を遮断するとともに安定した温度湿度管理の元、30~45日以内のフレッシュな石鹸だけを販売しています。
※着香した石鹸は、全て天然の精油によるものです。
その作用は、呼吸をすることで大脳辺縁系からダイレクトに取り入れられ、その周辺にある自律神経の中枢である視床下部やホルモン分泌に関わる下垂体に伝わります。
塗布でなくても、呼吸をすることで香り成分が肺に送られ、血中に入って素早く全身を駆け巡ります。
よって、香りには個人の嗜好、もしくは状態に応じて合う合わない、合う時合わない時があります。
合成して作られた香料の香りのイメージが刷り込まれている場合、精油は同じ名前のそれとはイメージが違った香りである場合も多々なので、名前だけでは選択しにくいかも知れませんが、各石鹸の詳細に稚拙ながらできるだけの説明をしてみましたので、禁忌を含めて参考にしていただけますように。
また、まだ数が少ないままですが、「精油の説明」のページもご一読ください。
ショッピングカートでは郵パック指定になっておりますが、基本、下記で承らせていただきます。
自動配信メールでは反映されませんので、必ず正式ご注文メールをお待ちくださいませ。
・定形外郵便
1個 → 450円
2個~3個 → 660円
・レターパックプラス全国一律600円
メリット=迅速、追跡サービスあり
デメリット=郵便受け投函無し手渡しのみ、日時指定不可
・郵パック
迅速、日時指定可、30万円までの補償あり
※地域、重量によって料金差があります。ご注文確定メールでお知らせさせていただきます。
・クロネコヤマト宅急便ご希望の方は、カート内のご注文ページ最後にある「送料及び配送方法につきまして」の欄にご記入ください。
レターパックプラス可能な場合、全国一律520円
(手渡し、追跡サービスあり)
できる限り、商品にもお財布にも最適な方法を提案、相談させて頂きますので、正式ご注文メールをお待ちください。
☆石けんのみに於いて8800円(税込)以上ご注文の場合、送料の負担をさせていただきます。
☆フェスタシリーズのみのご注文につきましては、材料価格に忠実にできるだけ価格を抑えるために送料実費をいただきます。
☆石鹸のみ8800円送料無料の理由は、様々なニーズに応えるための多種類ロット製作につき、防腐剤フリー在庫劣化等の問題を避けるためのおまとめ買い推奨の送料負担サービスです。
☆その他、ご質問ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください
~Artigianale mitomi みみちゃん石けん~