深く甘い、ジャスミンサンバック主体の可憐なブレンドで、清らかな意欲と幸せ溢れる一時を
マカダミアナッツオイル
ツバキオイル
馬タテガミオイル
精製アボカドオイル
キャスターオイル
ココナッツオイル
パームオイル
精製水
水酸化ナトリウム
ソリューション&茉莉花#324R10 - 10ml
ベーシックな万能を求め、構成は店主独特の贅沢ながらにシンプルですが、正しく優しく頼もしい手作りならではの石鹸です。
髪を含む全体にご使用になれます。
豊潤な泡と、裏切らない後のモッチリをご堪能ください。
※当店の石鹸は雑貨です。ご使用に関しましては自己責任でお願いいたします。
2022年のアニバーサリーコフレのノベルティスプレー「茉莉花#324」の香りが好き過ぎて、個人的にブレンドオイルにして使っていました。
スプレーよりオイルブレンドの方が濃密なコクと深みが増します。
自身はジャスミンのオンナオンナしたムセる香りが苦手で、もともとはさして好きではなかったのですが、ジャスミンの種類やブレンドする精油のチョイスにより、得も言われぬ爽やかさと清らかさが加わり、とても清らかで可憐な香りになったのと、効果実感の高さに心酔し、商品化に至りました。
ジャスミンは200種類以上の成分から構成されています。
「華やかで甘い香り」と例えられますが、単体では僅かなアニマリック香が嫌味とも感じる媚びを発揮するためか、私には非常に濃厚でエキゾチック、いわばしつこいクセモノでもあると感じる香りです。
(アニマリック香は「ヘディオン」というジヒドロジャスモン酸メチルという分子で、化学合成でもたくさん作られ、様々なフレグランスに使用されているそうです。)
よって、「過ぎたるは及ばざるが如し」の代表格でもあり、上品さと和らぎを忘れてはならない精油でもあります。
また、ジャスミンは種類によって香りが異なりますが、今回は「サンバック」を選びました(プリマヴェーラ使用)。
サンバックの主な香り成分は、甘さと爽やかさを抱えた「ファルネセン」です。サンバックは、「Jasminum officinale」や
「Jasminum grandiflorum」のように怪しい甘さを持続させるインドールという成分が入っていない点から、比較すると、瑞々しいグリーンフローラル系の甘くてフレッシュな香りがします
サンバックはジャスミンティーの香り付けにも使われています。
私自身はグリーンフローラルとはいえ、単体ではなかなかに重厚な甘さなので、
スウィートオレンジより優しくもありながら甘さが際立つマンダリン、
フローラルでありながら爽やかな部分を利用した真正ラベンダーやパルマローザ、
ウッディなアトラスシダー、
の面々でジャスミンの重たい優雅さをカジュアルダウンしてみました。
このブレンドは、飛んだだけの高揚とは違う、しかし落ち着きすぎない、とても華やいだ心地になります。
ジャスミン主体のこの香りは、気分を落ち着かせてストレスを緩和、自律神経や心のバランスを取ってくれます。
疲れてしまって積極性を失い、悲観的になっている時には意欲をもたらし、幸福感や高揚感を与えてくれます。
また、不安、不眠、過呼吸、パニック、ストレス、心理面からの月経のトラブルなどを緩和してくれます。
塗布によって皮膚の強壮、アンチエイジングも謡われます。
いわば、忙しさやに追われて疲れてしまい、必要無駄に当たる洒落心など「どーでもエーわ」と、髪や肌など最低限の身だしなみを整えるだけで手一杯な日々が続いている時、嗅いだと同時に女性であることを思い出させる、疲れた心身を起こして日常にも優美なお洒落をウキウキ楽しみたくなる、といった感じです。
または、とても幼い頃に観た映画、ピンボケカラーの「シェルブールの雨傘」のカトリーヌドヌーヴのモードガーリーな服装や、モノクロだった「ローマの休日」のオードリーヘップバーンのフレアーたっぷりのスカートが、いきなり鮮やかに色付き華やぐような感覚。
(ちなみに幼い私の妄想では、カトリーヌのスーツの鮮やかなピンクはデジタルリマスターにて確認すると大当たり、オードリーのフレアースカートは妄想の中では珊瑚色だったのにカラー化によりベージュと判明、ハズレて少しがっかり。)
くだらない例え方で申し訳ないですが、要するにそんな感じなのです。
ローザやユーフォリアとはまた違ったタイプの女性らしさ。
お茶目な貴婦人のような香りと、伴う効能をご堪能ください。
※当店の濃度は全体から割り出した濃度ですので、通常の希釈による滴下より精油濃度が高くなっております。濃い場合はベースオイルで希釈してください。
※香りは個人の感性はもちろん、その日の体調や精神状態、環境によって感じ方は変わります。
私自身、今日合わなくて放り出した香りが、半年後に試してみると安らいだ経験があります。
※ご注文をお受けしてからブレンドしておりますが、精油そのもののブレンドは経時で角が取れて丸くなります。
ベースオイルは劣化しにくいものを使用しておりますが、なるべく早くご使用ください。
※ローズヒップオイルや月見草オイル(イヴニングプリムローズオイル)などの劣化しやすいオイルは、ご自身で使用の都度、ブレンドしてみてください。
精油は濃縮された植物の原液ですので、嗅覚にも触覚にも生理活性力が高く、非常に作用が強力です。
そして、個人個人の体質や、それぞれの状態により、合う精油、合わない精油があります。
特にアレルギー体質や妊娠中、病中、病後の方は精油の選択や使用方法に注意が必要です。
ご使用の前に水で10倍に薄めた精油を肘の内側に付けてパッチテストをしてください。
赤く反応が出た場合はご使用をやめてください。
また、ご使用に関しましてはあくまでも自己責任でお願いいたします。
精油濃度/全体の20%
ジャスミンサンバック
Jasminum sambac(モクセイ科)
真正ラベンダー
Lavandula angustifolia (シソ科)
マンダリン
Citrus reticulata(ミカン科)
パルマローザ
Cymbopogon martinii(イネ科)
アトラスシダー
Cedrus atlantica(マツ科)
マカダミアナッツオイル
(ベースオイル)
ホホバオイルクリアー
(ベースオイル)
ー禁忌ー
・妊娠中、妊娠の可能性がある方、授乳中の方はご使用をお避けください。
・深いリラックス作用により、運転前の使用はお控えください。