冷却、加温、リフレッシュ、活性。
相反する作用は、肌につけると冷却されて体を温かく保とうとして循環器系の機能が高まる、といった仕組みです。

消火器系でも特に胃、嘔吐や胃酸の逆流に役立ち、その消毒作用は胃熱や下痢、食中毒にも役立つようです。
胃の筋肉をリラックスさせて軽い麻痺作用を及ぼすので、特に急性の症状に有益です。

呼吸器系にも有効なのは言うまでもなく、喘息や気管支炎、空咳、鼻詰まりを緩和し、去啖、鎮咳作用を持ちます。

冷湿布をコメカミに当てることで頭痛、片頭痛が和らぎます(絶対ではありません。逆作用も有り得ます。)

精神には、疲労や落ち込みのリフレッシュ、この説明が最もわかりやすいと思います。

塗布では用量に要注意ですが、特に筋肉痛に効果を発揮します。
毛細血管を収縮するため、痒みや炎症を緩和します。
脂性の肌と頭皮に有効です。
(目にしみるので眼球付近での使用は難しいです。)

ぺパーミントはウォーターミントとスペアミントの交雑種です。

ほんの少量でも強く香り、圧倒する力を持つため用量に注意です。
塗布での使用は皮膚や粘膜を傷付ける場合があるのでほんの少量での使用が好ましいです。
用量さえうまくすれば、心地好い冷却と加温の両方が叶います。

妊産婦と授乳中、高血圧の方、３才未満の乳幼児は使用禁止。

外用での毒性なし、心臓の筋肉が繊維化する疾患を持つ場合は使用しないように。