手作り石けん-みみちゃん石けん

こんな石けんが欲しかったから
 洗うオイルが呼びさます
  • 2022.07/24

    フェスタ/Festa

    盛らずに保つ、これさえあれば、を強く意識したナチュラルなミニマルライフの提案 様々なブレンドオイルが付属されたベーシックな石鹸
    ※標準60gは石けんのグラムになります。

    〈フェスタにつきまして〉
  • ソリューションに付属するブレンドオイルについての説明です。
    以下、効果効能につての説明は、あくまでも各精油の効果効能について述べるものです。
  • 精油の力
  • ブレンドオイルは、石鹸同様、店主自身が
    「ノーリスクハイリターン、そして使いやすいブレンドオイルが欲しいのに、なかなか見つからないよね、どこにもないよね。じゃあ自作するしかないなー。」
    を実現したところから始まりました。

    ベースオイルと精油以外の何も配合されていないピュアなブレンドオイルは、100%が有効成分です。

    長年、魔法のような化粧品を求めて、面白がりつつ、たくさんの無駄な回り道をしながら、その内容や価格設定のカラクリまで調べてきた店主が辿り着いた自身の正解は、精油とベースオイルだけで出来上がったブレンドオイルだったのです。

    精油とオイルは
    「これさえあれば」の太刀。
    「これがあるから」の鎧。

    それはあらゆる意味での納得でもあります。

    1・絶対の有効
    不要がない100%有効成分

    2・多種類ラインナップの意味
    ・同じ精油の長期間使用による感作(一般、原液精油使用のプロトコル)を気にしないで継続するため

    ・同じ精油の慣れによる効果実感落ちを避け、休憩なく使える多種多様が欲しかったため

    ・オイルは繰り返し使用することで透過性が向上することを踏まえて、同じ精油のプロトコルや効果実感落ちなく、継続可能にするため

    ・脳で効果を感じるほどにデリケート&ワイルドなものだからこそ、調子あるいは気分によって使い分けるため

    3・正当な価格設定
    対象年齢やコンセプトからの価格設定ではなく、原材料の精油の価格から割り出した価格

    ※精油は「高効果だから高価ではなく」、「低価格でも高効果」なものが多くあり、採取量に於いてのみ変動します※
  • 精油の効果は価格帯とは関連しない
  • 精油はその効果によっての価格付けではなく、ほぼ採取量、希少かそうでないかによるものです。

    精油は、和牛のように「美味しい=高価格」、洋服のように「仕立て及び生地のクオリティが高い=高価格」といった当たり前の法則はなく、安価だから良くないという問題がありません。
    よって、価格には惑わされず、望む効果でお選びください。

    ネロリやローズはその突出した効能のせいで、いかにも高効果イコール高高価と感じますが、ネロリとローズは実際、採取量に対しての採れ高が少ないゆえの王さまなので、特殊とお考えください。
  • 「慣れ」を避けるために取っ替え引っ替えしましょう
  • 同じ精油を長期間ご使用になると、抱える同じ天然化学物質が積み重なることによる感作の懸念があるそうです。

    一応、特に原液の場合、同じ精油は「3週間使って1週間休む」というプロトコルがあり、濃度が高い場合も準じた方が良いと言う有識者もあり、しかしながら「全く関係ない」と言う有識者もあります。
    私個人的な長年の実験と感覚によると、感作はなく、「慣れによる効果実感落ち」を感じることはありました。

    この場合、別のブレンドを使うと、また活性します。
    よって、時にチョイスを変えてみてください。
    ついでに感作の懸念からも解放されます。

    例えば、

    1・「逼迫した状態の助っ人に高価なりに高効果なローザ#310」、日常に「比較的安価帯かなり高効果のルミナス#309」といった使い方
    2・季節や感性の変化に合わせた取っ替え引っ替え、
    3・数種類並べての日々の調子や気分に合わせた使用

    をお勧めしたいと考えます。

    ※ブレンドオイルは、中の精油を個々、単一の精油として捉えるのではなく、
    「ブレンドトータルの天然化学物質で出来上がったもの」
    として捉えてください。
    別のブレンドオイルで継続の際に同じ単一の精油が混ざっていても、それは単一の精油ではなくシナジーを起こしており、
    「ブレンド全体で別のブレンドオイル」
    として、しっかり活性します。※
  • ネリー・グロジャン博士の魔法からはじまった
  • ヨーロッパでは医療にも使われる精油。

    およそ15~16年くらい前(曖昧です)、ネリー・グロジャン博士によるヴィ・アロームの「フリクション」を知りました。
    その頃は一般、「10mlのベースオイルに2滴落としてね。」としか言わないバカバカしいブレンド濃度を推奨されていただけに、フリクションは100%が精油という衝撃のブツ。
    様々な部位に対して様々な種類があり、例えばフェイス用は慣れるまではタバスコを塗ったかのようにカッカと篤くなり、頭皮用は頭皮から顔面までヒクヒクする代物でしたが、効果は絶大でした。

    ただ、使い勝手というか、心地がよろしくなく、かといって100%濃度で使ってね、なものを勝手に希釈するほど私は真面目でも無粋でもありません。
    心地イマイチなまま使い続け、いつしか精油そのものを扱い出し、一応、興味で入ったはいいけど集めた本より退屈極まりない某アロマ校は時間の無駄と感じたので、2日で自主退学して、実際に自分人体で実験を始めました。
  • 大切な精油の品質
  • すると、ある時、びっくりするくらいのブツブツが発生。
    明らかに100%精油の塗布によるものでした。
    そんな折に読んだフレグランスジャーナルの雑誌「アロマトピア」によると、100%原液使用に堂々オッケーを出しているブランドは「プラナロム」でした。
    他は「絶対ダメ」、最も多かったのは「ノーコメント」です。

    そして、そうかそうか、分子がものすごく小さいだけに、精油のクオリティや精度は非常に大切なのだ、と強く把握。

    クオリティの高い精油は、使われる植物が育つ土壌が近所ごと汚染されないよう管理されたり、栽培時に不要なもの(農薬や不自然な成長もの)を使わない努力をして、丁寧に育てられています。
    また、蒸留過程にも多大なる神経を配っています。

    ※余談
    私がブツブツが出たのは、2日で自主退学した学校で入学時に買った(買わされた)英国の「ロ○ート・ティスランド」。
    一応、名は知られたブランドですが、相性が悪かったか、たまたま私の体調が悪かったか、私の免疫機能が崩壊するタイプかだったのでしょう。※

    以来、ベルギーブランドの「プラナロム」、フランスブランドの「ル・コントワール」「フィトサンアローム」、ドイツブランドの「プリマヴゥーラ」、もちろん南仏ブランドの「ヴィアローム」と「フロリハナ」で100%濃度実験を繰り返した結果、信頼しています。

    多種ブランドを使うのは、「ここにはあるけど、ここには無い」ものがあって、一ブランドで統一すると、ブレンドの可能性が狭くなるからです。
    また、大量にストックしていても、重なるご注文により、急に何かだけ欠けた時に慌てて入手したくても「売り切れてる((T_T))」な場合もあるので、お気に入りの信頼ブランドはいくつか必要なのです。

    他にも優れたブランドがあると思うので、試していきたいと思います。
  • 楽しい実験
  • 私の家には、20~25%濃度の精油液が入った、容量100mlのブルーの遮光瓶が4箇所にあります。
    いわゆるエアースプレーです。
    利便性のための4箇所ではありますが、
    「何と何をどのような比率でブレンドしたら、どんな香りになるか、経時で香りがどのように円熟していくか実験」にもなります。
    机上での想像を越えるブレンドから全く至らないブレンドまで、様々です。

    お料理の味見みたいに「何が足りないのか」を考えます。
    お料理みたいに「塩味を引き立てるために酸味を加えよう」とか「コクが欲しいから糖分を加えて水分は減らそう」みたいな試作を繰り返します。
    私はこの時、乱用を繰り返すため、先に書いたブランドの精油以外の手に入りやすい精油を使う場合があります。

    高値ではない精油の香りは明晰さや突き抜け感に於いて劣りますが、まさか「フェンネルスウィートがフェンネルスウィートではない」とか、「クラリセージがクラリセージではない」などという問題はなく、まぎれもなくそのものの香りを抱えています。
    なので、「これ、イケてる」と感じたものを信頼できる方の精油でブレンドしてみると、更によいものが出来上がるというお試し繰り返し実験には打ってつけです。

    加えて、ベースを「エタノール+精製水」から「植物オイル」にすると、ますますブレンドした香りが引き立ってコクが発生します。
    同じ濃度でも、エアースプレーよりブレンドオイルの方が香りがしっかり留まります。

    尚、エアースプレーに関しまして、自身は完全自己責任で遊ぶことができますが、コフレのプレゼント、あるいは感謝プレゼントにさせていただくエアースプレーは、皮膚に接触することも念頭に入れて(マスクスプレーとした場合は特に)、必ず信頼できるブランドのものを使用しておりますので、ご安心ください。
  • 吸収と排出
  • オイルベースに精油を混入したブレンドオイルは、確かに吸収します。

    鼻からの場合は、電気化学信号により、大脳辺縁系から扁桃、もう一つは皮質から視床下部、そして内分泌系及び自律神経系へ。

    塗布の場合は、揮発性分子が全身を循環し、肝臓への行き来を経て、胃から腸、もしくは腎臓から膀胱、もしくは肺、そして排出という経路を辿ります。

    皮膚のバリアー膜は堅く丈夫で、自己再生する10ナノメートルのケラチン層による角質層です。
    これは、水や水溶性物質の多少の透過は示しますが、基本、生体の90%が水で成る細胞を護るために水に対する防御機能は高いです。

    この表皮を透過した後は、全ての細胞膜に存在する脂質が表皮のバリアー機能を無効にします。

    精油は粘度に関わらず、蒸留によって得られる精油成分の分子量は最大225程度なので、必ず浸透します。

    個々の精油成分の形状や分子サイズは、それらの皮膚透過速度に関係しており、小さい分子は小胞や脂肪層を容易に通過するため、分子の透過が速くなります。
  • 分子の解離
  • また、精油の分子がキャリア(キャリアオイル、ベースオイル)に溶解することで、イオンに分離する場合があり、分子はより小さくなります。
    大きめの分子は揮発性が低いため、空気中に消失しにくく、皮膚に長く留まるため、透過する機会が長くなります。
  • 作用
  • 精油はそれぞれ、天然の化学物質が数10~数100個集まって出来た有機化合物です。
    これらの組み合わせが様々な芳香を産み出しています。

    鎮静、バランス調整、消毒、抗菌、殺菌、抗真菌、抗ウイルス、解毒、抗炎症、消臭、消化、利尿、肉芽形成促進、エネルギー、ホルモン様、充血、免疫賦活、粘液溶解及び去痰、鎮痙などなど、
    疑いたくなるほどにたくさんの効能を抱えています。

    一つの精油ですら様々に有効ですが、ブレンドすることでシナジー効果が産まれ、更なる効果が期待でき、芳香も単一ではなく、奥行き深く折り重なる芳しさを産み出します。

    ※ブレンド後、時間を置くと更に円やかに熟した香りになります。※
  • 望まない効果
  • 脅かすつもりはありませんが、精油には明白な効果に伴い、望まない作用が存在することも否定できません。

    適宜使用であれば実際には希だとも言われています。

    というのは、日々、取り扱いや瓶詰めで大量に吸引せざるを得ない香水会社に10年以上勤務の従業員さん、もしくはセラピストの健康状態に悪い報告がないから、とのことです。
    ただし、ほんの1~2人はいくつかの過敏性を生じており、この原因は精油中の特定物質なのか、混ぜ物による反応なのかは分からないままのことが多いそうです。

    通常、滅多にあるいは全く使用しない精油を含めて、望まない作用について書いておきます。
  • 皮膚毒性
  • ・皮膚刺激性=炎症や痙攣
    高い比率のアルデヒド、フェノール

    シナモンリーフ
    オレガノ
    サマーセーボリー
    ウインターセーボリー
    クローブバド
    クローブリーフ
    レッドタイム
    スパニッシュオレガノ
    ワイルドタイム

    ※ある精油が50%濃度の刺激物質を含有していても、他の2~3種類の精油と共に希釈すると、混合物中の濃度は少なくなります。皮膚の広範囲に広げると刺激発現の可能性は弱まります。※

    ・粘膜刺激

    相当量のフェノール(主にチモール、カルバクロール、オイゲノール)
    アルデヒド
    レモン精油(主に炭化水素のテルペン類、アルデヒド5%)

    ・光毒性、光過敏性

    紫外線の影響下で皮膚と精油が反応することで起こります。
    果皮の圧搾で得る柑橘系の精油に含有するフロクマリン分子によるものです。

    この光毒性については、だいたいがかなり神経質です。
    脅し並みの説明をしているところも多くありますが、いわばPL法みたいにそれくらいしないと数々の問題が起こるのかも知れません。

    しかし実は、精油は都合よく速やかに皮膚を透過するので、適用1時間以上経過後は日光にさらしても安全なのです(自身実験済み)。

    不安な方は、紫外線が淡い季節や就寝前にご使用ください。

    ただ、特にベルガモット(ベルガブテン)については懸念が大きいため、手を加えたものに抵抗があるものの、此方でのブレンドにはFCF(フロクマリンフリー)を選択しています。

    柑橘類全体
    アンジェリカルート
    バージニアシダーウッド
    ルー
    バーベナ
    クミン

    ・接触感作性

    最初の接触では反応がなく、次の接触で反応が見られることがあります。
    しかしながら、共通の原因物質は存在しないそうです。

    相当量のモノテルペン類を含む精油を劣悪な環境下に保存した場合、感作性の過酸化水素が生成されます。

    ターペンタインには皮膚アレルギーの原因が見られています。

    ・交叉感作性

    一旦、ある物質に感作された後、他の類似物質にも感受性が増す場合があります。

    例えばターペンタインに感作されると、ベンゾインやペパーミントに敏感になります。
  • その他の過敏性、毒性
  • ・長期継続使用

    同じ精油を「非常に」長期間使用すると、感作が生じる場合があります。

    これは、ケアより長年同じオーデコロンなどのフレグランスを使用した場合の発症が多いです。

    実際、荒れた後でシミのようになった知人も居るので、「同じ精油を同じ場所にほぼ毎日10年以上」塗布し続けることは避けましょう。

    このことも踏まえて
    ケアの場合も、同じブレンドに片寄らず、チョイスを変えていくことをお勧めしたいのです。

    ・発ガン性

    大量投与によるラット実験によると
    サフロール
    ドロサフロール
    β-アサロン
    が危険です。

    が、含有するサッサフラスやホワイトカンファーなどは、通常、使うことのない精油ではありす。

    ・神経毒性

    相当量のケトン類
    ケトン類とアピオールとアスカリドール含有の精油との混合

    精油に含まれる分子自体が脂溶性で、血液、脳関門を通過して、中枢神経系に達します。
    分子の種類によって脂溶性は異なります。
    ※例・エステルはアルコールより強い脂溶性※
    よって、脂により、一旦、広いバリアーという関門を通過すると、毒性発現の可能性があります。
    特に有名な化学物質は、ツジョン(ケトン類)です。

    ・肝臓毒性

    かなりの量のアルデヒド
    肝代謝物による毒性発現の危険性

    長期間摂取のフェンネル
    高容量経口摂取の
    ツヨン
    チモール
    ターペンタイン

    無毒性の精油成分が毒性物質に代謝されるミント系に含有されるプレゴン

    タラゴン精油にに含有されるメチルカピコール
    サフロール
    ナツメグ精油に含有されるミリスチシンとエレミシン
    果実に含有されるアピオール

    ・腎臓毒性

    腎臓に対し、低用量では有益、多量と長期間使用で毒性に分類される
    塗布によるメチルサリシレート(エステル)(スウィートバーチ)
    経口摂取によるサンダルウッド、ターペンタイン
  • 総括
  • 以上、危険性を含めて精油のメリット、そしてお勧めの使い方を書きました。

    シンプルで楽な方法で、様々な問題から解放されたい
    くだらないことに時間を食いたくない
    伸び伸びしていたい
    から始まったフェスタシリーズです。

    長くなりましたが、本来の精油についての説明はこの1000倍ほど長くなるので、ハショリまくりました。

    簡単にいうと、やはり
    精油とオイルは
    「これさえあれば」の太刀。
    「これがあるから」の鎧。

    ※脳と香りの関係性や選択の方法については、
    ブログ「みみちゃんねるパワー・オブ・コスメ」の
    タイトル「サンタ・マリア・ノヴェッラ オーデコロン(ザクロ、ローザノヴェッラ)/モノアミンバランスすら整える香りの効能
    をご覧ください。

    ※注意
    自己責任でのご使用をお願いいたします。
    合わない方、不信を感じる方のご使用はお避けください。※
  • Fシリーズ

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