クスノキ科・木部・水蒸気蒸留法
組成
リナロール(85~97%)、α-テルピネオール(5%)、リモネン、ゲラニオール、シトロネラール、p-メチルアセトフェノン、シネオール、ジペンテンなど。
一般的作用
強壮作用、抗うつ作用、催淫作用、刺激作用、消毒作用、頭脳明晰化作用、鎮痛作用、デオドラント作用など。
香り
豊かなフローラル調とウッディー調が絡み合った、甘さの中にも爽やかなスパイシーさを持つ奥行きのある複雑な香り
作用も心地もバランスがよくクセが強くない点と特別な禁忌がないため、無難で非常に使いやすい精油です。
免疫機能を刺激促進するので免疫系の能力が落ちている時に特に助けになり、慢性的な病気に有益てす。
免疫リンパ系を穏やかに強壮するので腫れたリンパ線の痛みを和らげます。
腹部をマッサージすることで便秘が軽くなり、吐き気を伴う頭痛に穏和な鎮痛剤になります。
強壮作用を持ちながら鎮静と高揚の両方を併せ持ち、中枢神経系を安定させる力があるので、体全体と精神のバランスを取ります。
頭脳をクリアーにしながら神経をしっかりさせるそうです。
塗布では、穏和で非刺激的なので一般、敏感な肌にも使えるそうです(絶対ではありません)。
細胞の刺激剤、更新剤であり、抗炎症作用や鎮静作用を持つため、各種創傷、ほてり炎症、乾燥を改善に導きます。
加温効果もあるので抗老化肌対策にも欠かせない精油です。
特に報告がありません。
毒性、刺激性、長期使用による感作性なし。