イネ科、葉、水蒸気蒸留法
組成
ゲラニオール(75~95%)、酢酸ゲラニル(12%)、リナロール、t-β-オシメン、γ-テルピネン、β-カリオフィレン、ネロール、ファネソール、エレモールミルセン、リモネンなど。
一般的作用
解熱作用、抗ウイルス作用、細胞成長促進作用、殺菌作用、消毒作用など。
香り
甘いローズの香りのアク(特性)を外したような軽くドライなローズ様フローラルな香り。
ローズとゼラニウムを混合したようなソフトな感じ。
2種に変種し、ゲラニオールの多い上質な香りのmotia(インドの方言で真珠)はIndian geraniumと呼ばれ、ローズの偽和剤にされやすく、Rosha(同、安物)はジンジャーグラスと呼ばれるそうです。
香りの良い良くないだけではなく、精油の作用は香りそのものに表れているので、選択に注意が必要です。
発熱での冷却及び抗菌作用と、感染による消火器系への強壮作用。
熱と感染症と戦い、組織を癒して再生する力があるそうです。
鎮静作用と高揚作用を兼ね備えているため、ストレスや緊張を解して情緒を明るくするそうです。
特に過去にとらわれて将来に希望が持てない人に効果を発揮するといわれています。
塗布では、水分を与えてその刺激を促進し、皮脂の自然な分泌を促してバランスを整えるので、特に乾燥肌に有益です。
殺菌消毒特性により、いくつかの皮膚炎を緩和します。
細胞の更新を助けて皮膚の再成長を促進するといわれています。
特に報告がないようです。
毒性、刺激性、長期使用による感作性なし。