ショウガ科・根茎・水蒸気蒸留法
組成
α-クルクミン(19%)、6-ジンゲロール(12%)、β-セスキフェランドレン(11%)、α-ジンジペレン、α-ピサボレン、(E)(E)ファネッセン、10-ジンゲロール、ゲラニオール、ボルネオール、酢酸ボルニル、リナロール、α-コパエン、β-エレメン、β-オウデスモール、ゲラニオールなど。
一般的作用
緩下作用、強壮作用、去啖作用、解熱作用、刺激作用、消毒作用、食欲増進作用、制吐作用、鎮痛作用、発汗作用、循環不全、風邪、消化機能減退、虚弱を緩和。
香り
ショウガそのものをイメージするような刺激的な香りではなく、温かみと甘みが生き生きしたスパイシーさと絡み合った香り。
免疫抵抗力を高めるといわれており、加温作用、強壮作用により、体力の衰弱に有益で、発汗による解熱作用を持ちます。
体の内部から生まれた湿気にも外部からの湿気にも処理力を持ち、循環器系や消火器系の疾患の緩和にも役立ちます。
無気力に繋がる精神的な疲労を元気づけるといわれています。
高い濃度では敏感な皮膚を刺激します。
若干の光毒性があるので高濃度使用の場合はすぐに紫外線に当たらないようにしましょう。
毒性、希釈による刺激性なし、長期使用による感作性なし。