濃密に甘くスモーキーなネロリをメリッサでキリリと引き締めた凛然を纏うブレンド
マカダミアナッツオイル
ツバキオイル
馬タテガミオイル
精製アボカドオイル
キャスターオイル
ココナッツオイル
パームオイル
精製水
水酸化ナトリウム
リペア#307D30 - 30ml
ベーシックな万能を求め、構成は店主独特の贅沢ながらにシンプルですが、正しく優しく頼もしい手作りならではの石鹸です。
髪を含む全体にご使用になれます。
豊潤な泡と、裏切らない後のモッチリをご堪能ください。
※当店の石鹸は雑貨です。ご使用に関しましては自己責任でお願いいたします。
万能とも呼ばれる贅沢なネロリをメインに、ローズゼラニウムで華やかな甘さを深め、真性メリッサの爽やかなレモンの香りで引き締めました。
ネロリ。正確にはネロリ・ビガラード油。
これがミカン科オレンジ花とは思えない香りは、くぐもった重厚さを抱えた甘美さです。
香りの記憶は特に強いといわれていますが、ネロリの香りは特に一度嗅ぐと忘れられないといわれています。
柑橘ならではの爽快さも若干はありつつ、そして若い青みも内包されつつ、花弁精油ならではのしつこいほどの華美を併せ持つと思います。
古代から香水、沐浴に使用されてきましたが、ビクトリア朝時代にはオーデコロンとして多用され出しました。
そんなネロリの香りは、交感神経系を鎮静させる作用があるため不眠症にもよく、しかしながらアクビの抑制作用も持ちます。
また、ストレスを解すとされ、心因性のトラブルに効果的で、加えて月経前症候群や更年期症状のいくつかを好転させます。
塗布では、新陳代謝を促進して引き締め、皮膚細胞成長促進作用による弾力効果を持つため、成熟し切った肌にも非常に有効とされています。
毛細血管の破れ、妊娠線、瘢痕にも。
というマルチさながらに意外にも肌への刺激が少なく、特殊な香りとは裏腹に万人に合うとされています。
このブレンドは、一年中、有効ですが、ネロリが持つ重たい花の香りに青みと爽快さを加えて解放しているため、特に夏に人気が集中します。
明らかなブライトアップと滑らかなる引き締めをご堪能ください。
※ネロリを抽出するオレンジは、ビターオレンジです。
果実は苦みが強く、食用されることもほぼありませんが、果実以外は香料として余す部分がないくらい、花からはネロリ、葉と若い小枝からはプチグレン、果皮からはビターオレンジの精油が採られます。
※真性メリッサは心に深いリラックスと共に高揚をもたらし、皮脂バランスを整えます。
良質な真性メリッサは芳香が高いので充分に香っていますが、刺激があるので濃度は低めにしています。
※精油「ゼラニウム」「ローズウッド」につきまして、詳しくは「精油の説明」のページをご覧ください。
※当店の濃度は全体から割り出した濃度ですので、通常の希釈による滴下より精油濃度が高くなっております。濃い場合はベースオイルで希釈してください。
※香りは個人の感性はもちろん、その日の体調や精神状態、環境によって感じ方は変わります。
私自身、今日合わなくて放り出した香りが、半年後に試してみると安らいだ経験があります。
※ご注文をお受けしてからブレンドしておりますが、精油そのもののブレンドは経時で角が取れて丸くなります。
ベースオイルは劣化しにくいものを使用しておりますが、なるべく早くご使用ください。
※ローズヒップオイルや月見草オイル(イヴニングプリムローズオイル)などの劣化しやすいオイルは、ご自身で使用の都度、ブレンドしてみてください。
精油は濃縮された植物の原液ですので、嗅覚にも触覚にも生理活性力が高く、非常に作用が強力です。
そして、個人個人の体質や、それぞれの状態により、合う精油、合わない精油があります。
特にアレルギー体質や妊娠中、病中、病後の方は精油の選択や使用方法に注意が必要です。
ご使用の前に水で10倍に薄めた精油を肘の内側に付けてパッチテストをしてください。
赤く反応が出た場合はご使用をやめてください。
また、ご使用に関しましてはあくまでも自己責任でお願いいたします。
精油濃度/全体の20%
ネロリ
Citrus aurantium(ミカン科)
ゼラニウムブルボン
Pelargonium x asperum(フウロクソウ科)
ローズウッド
Aniba rosaeodora(クスノキ科)
レモンバーム(メリッサ)
Melissa officinalis(シソ科)
マカダミアナッツオイル
(ベースオイル)
ホホバオイルクリアー
(ベースオイル)
ー禁忌ー
・強い鎮静作用は、集中力の妨げになることがあります。