ベーシックな万能を求め、構成は店主独特の贅沢ながらにシンプルですが、正しく優しく頼もしい手作りならではの石鹸です。
髪を含む全体にご使用になれます。

豊潤な泡と、裏切らない後のモッチリをご堪能ください。

※当店の石鹸は雑貨です。ご使用に関しましては自己責任でお願いいたします。

髪は頭皮から。
髪の育成、再生に効果を持つ精油をバランスよくブレンドしています。

バスタブで温まり、筋肉が緊張から解放されて血液循環が良くなった頃合いのシャンプー前の頭皮マッサージの習慣は、顔のタルミ、薄毛や抜け毛、頭痛などなどに有効です。

耳上辺りから頭頂へ、あるいは後頭部に向かって頭頂へ、うなじから頭頂へと、指でモミモミしながら引き上げるようにマッサージします。
緩すぎず痛くない程度、心地好い力具合で。

時に指の腹でツボを押さえましょう。
ゆっくり３～５秒程度、力をかけて押し、ゆっくり３～５秒ほどかけて力を抜きます。

ツボ(経穴)は、東洋医学でいう生命にとって必要なエネルギーなどを運ぶ通り道「経絡」の流れで異常なサインを知らせてれる点のことです。

百会(ひゃくえ)は、頭頂部のほぼ真ん中、左右の耳から頭のてっぺんにあり、自律神経を整える働きがあり、ストレス緩和、疲労回復、リラックス効果がありやす。

和髎(わりょう)は、揉み上げ付近にあり、顔のタルミや眼精疲労に効果が期待できます。

天柱(てんちゅう)は、後頭部のうなじの生え際部分の外側の凹んだところにあり、自律神経を整える働きから、頭痛や肩コリ、眼精疲労に効果が期待できます。

風池(ふうち)は、天柱から指1本分外側のところにあり、マッサージによって首筋から肩の血流が改善されるので、やはり頭痛、眼精疲労や肩コリ、背中の痛みにも効果が期待できます。

角孫(かくそん)は、耳の一番高いところの裏側にあり、充血などの眼の諸疾患に効果が期待できます。

使用材料トップにあるパルマローザは、香ることで情緒に対して鎮静効果を発揮して、ストレス及びストレスによる不調を緩和します。
同じイネ科でかるシトロネラやレモングラスと親類ですが、パルマローザはレモンぽい香りはしません。
ゲラニオールを多く含有するため、ローズの偽和剤にされることもあるとのことですが、私は個人的にパルマローザの方は乾いた草っぽいツンとしたドライさが先立って、しばらくすると土臭かったりもして、とんでもなく似ていないと思うので、まさか混同する人は居ないと思います。

パルマローザは大腸菌を５分でやっつけちゃうほどに広いスペクトルに渡る極めて強力な殺菌剤ともいわれていますが、肌にも大変有益で、細胞産生のバランスを回復して、水分を与えるだけでなく、皮脂の自然な分泌を促してくれるので、その機能を刺激促進してくれます。
頭皮マッサージに使用した理由は、抗菌、抗毒、抗ウイルス作用による頭皮環境の改善、よき頭皮環境からの健やかな髪です。

ベースに香るウッディードライな香りのアトラスシダーウッドにも、頭皮環境をよくする作用があり、脱毛に有効です。
くっきりすっきりした甘さを持つラバンジンにはリラックス鎮静作用を求めました。
フローラルオレンジな香りのベルガモット(フロクマリンフリー)、独特な強いハーブ臭を持つタイムリナロール、鋭くくっきりしたハーブ香を持つセージは、やはり頭皮脂をコントロールして髪ツヤを出すためにブレンドしています。
スッキリした清涼感と血流アップのためにペパーミントを刺激にならない程度、配合しています。

全体的にいかにも「頭皮、髪用」といった尖り系の複雑なハーブの香りに包まれます。

スポイトのまま、頭部に少しずつ滴下してご使用ください。
なんとなくクサクサしてるような時や、意味なくイライラするような時、スカッとリセットできます。

※精油「パルマローザ」「シダーウッドアトラス」「セージ」「ペパーミント」につきまして、「精油の説明」のページをご覧ください。

※精油「ラバンジン」につきまして、詳しくは「ソリューション＆ドンナ#305」のページをご覧ください。

※当店の濃度は全体から割り出した濃度ですので、通常の希釈による滴下より精油濃度が高くなっております。濃い場合はベースオイルで希釈してください。

※香りは個人の感性はもちろん、その日の体調や精神状態、環境によって感じ方は変わります。
私自身、今日合わなくて放り出した香りが、半年後に試してみると安らいだ経験があります。

※ご注文をお受けしてからブレンドしておりますが、精油そのもののブレンドは経時で角が取れて丸くなります。
ベースオイルは劣化しにくいものを使用しておりますが、なるべく早くご使用ください。

※ローズヒップオイルや月見草オイル(イヴニングプリムローズオイル)などの劣化しやすいオイルは、ご自身で使用の都度、ブレンドしてみてください。

精油は濃縮された植物の原液ですので、嗅覚にも触覚にも生理活性力が高く、非常に作用が強力です。
そして、個人個人の体質や、それぞれの状態により、合う精油、合わない精油があります。
特にアレルギー体質や妊娠中、病中、病後の方は精油の選択や使用方法に注意が必要です。

ご使用の前に水で10倍に薄めた精油を肘の内側に付けてパッチテストをしてください。
赤く反応が出た場合はご使用をやめてください。

また、ご使用に関しましてはあくまでも自己責任でお願いいたします。