湿潤高いオイルバランスに盛り込んだガスールの魅力
マカダミアナッツオイル
オリーブオイル
セサミオイル
キャスターオイル
ココナッツオイル
パームオイル
ラベンダーハイドロソル
水酸化ナトリウム
ガッスール
あることがきっかけになり、開店当初に作ったガスール石鹸を思い出し、湿潤を高めてのリバイバルです。
配合したガスール粘土は、その優しい吸着力で汚れや余分な皮脂を取り除きつつ、含有する豊富なミネラルがシッポリ整えてくれます。
今回も、以前と変わらず確実な浄化作用を持ちながらも、以前より更に大人向けの乾かない処方へと強化しました。
ヒト皮脂類似物質に当たるパルミトレイン酸をたくさん抱えたマカダミアナッツオイルが主体になっているので、最初はガスールの良さを損なわないスッキリした洗い上がりでありながら、経時でシンシンとした湿潤を体感していただけます。
「なんとなく澱が溜まっている」
「なんとなくクスんでいる」
そんな時に負担なく垢抜けてくれます。
ラベンダー(Lavandula)の語源こそ、ラテン語の「洗う( lavare)」ゆえ、水分はラベンダーのハイドロソル(pH値4,0~4,6)にしました。
ルッソラバーレという名前は、当初、
「ルッソ=さりげない贅沢」
「ラバーレ=洗う」
から作った、なんともお祭りな造語ですが、そのまま引き継ぎ、「New」の「N」をくっつけました。
浄化、解毒、そして湿潤が整った石鹸で淀みなき日々をお過ごしください。
ーーーガスールについての余談ーーー
何年も前になりますが、オーガニックケアにかぶれ始めた頃、何日間か続けてナイアードガスールだけで顔もボディーも、そして髪も洗ってみました。
が、当時、
「何日も洗っていない髪みたい。どうしたん?」と言われてしまいました(今ならワザとのウェットヘアスタイルに見えたかも)。
使い方が悪かったのだとは思うし、数日試しただけでその真髄が分かるとは思いませんが、実際、見た目だけでなく、自身、どうにも気持ちが悪く、いわゆる粘土を溶かしたものだけでの洗髪は止めてしまいました。
以来、数年間、ガスールは肌のみの「クレイパック」として使用していましたが、ある日、石鹸を作りながら「泡とガスールを足せばいいんじゃ?」と思い付き、ルッソラバーレが誕生しました。
最初のルッソラバーレの販売時、スベスベになる、と好評をいただいておりましたが、何故、製作を止めたかを思い出してみました。
クレイ石鹸はグリーンクレイやピンククレイ、ホワイトクレイ、クチャなどなどへと展開したため、似た商品を省く際、最終的に「どちらかというとスッキリ系」の「グリーンクレイVSルッソラバーレ」となり、後発のグリーンクレイに負けての退散となったのでした。
が。
今年になってルッソラバーレを思い出した際、
「今はマチュア世代向けクレイとして、グリーンクレイを使用しながら保湿を強化した『リバイブEX』があるので、グリーンクレイが重複している」ことがもともと気になっていたため、グリーンクレイを省いてのガスール復活となりました。
10年前、つまり私自身もユーザー様も共に10年という年月を重ねたことを考えてのマチュア世代にも優しいクレイ石鹸を目指しての湿潤強化です。
季節の変わり目や調子が揺らぐ時には、是非、思い出してください。
※「手作り石鹸の一般特性とみみちゃん石けんのこだわりについて」のページの「着香」をご一読ください。
※当店の石鹸は雑貨です。ご使用に関しましては自己責任でお願いいたします。
ガスールって、クレイの中ではわりとスッキリ系だよね。皮脂を取りすぎたりしない?
オイルバランスや余剰オイルの操作で、スッキリしながらも潤い力が高くなってるよ。美白感もあるからお勧め♪