精製アボカドオイルにセサミオイルを併せたら、スッキリした軽い洗い上がりと共に潤いを残す石鹸になる点を利用して、
「汗ばんでネチャっとした感覚を払拭してくれるけど芯の潤いを奪わない」石鹸を作りました。

外敵は乾燥に苛まれる冬だけではなく、強い紫外線や汗による塩害、過剰皮脂による吹き出物など、意外と荒れやすい因子に囲まれる夏。
モクモク立つキメ細かくクリーミィな泡から滲み出すマンゴーバターが、紫外線などの外敵に対抗するナチュラルな保護膜になってくれます。
夏に向けて考えた感触や各オイルの個性を引き立てた石鹸は、オトナ系の柑橘の香り
と書きたかったのですが、ライムといえばライム感はあるものの、あれ？これ、柑橘？といった香りなのです。
何故でしょう
って私は誰に質問しているんだ？
いや、本当に何故でしょう
明らかにスウィートオレンジより深みや影を感じるビターオレンジとライムとの掛け合わせが地味になったのか
石鹸タネに精油を混ぜ込む時に、イメージとは違うと感じてスウィートオレンジを足しましたが、それでも柑橘特有の爽やかさや可愛らしさが感じられない「なんとなくアロマ系」な香りです。

といった石鹸ですが、使い心地はとても好く、暑過ぎる夏が繰り返されたこの数年のせいで、来るこの夏を思うと覚悟するしかない今に、手元に置きたいものになりました。

水分は皮膚再生や若返りを謳うネロリハイドロソル。
香りのブレンドは
レモンの尖りを除いたような円いリフレッシュ感と雑菌対抗力に強い「ライム」、
高揚感と引き締め効果を持つ「ビターオレンジ(ダイダイ)」、
明るい心地になる抗炎症効果を抱えた「スウィートオレンジ」。

優しいスッキリ感とオトナ柑橘香り狙いのサマー石鹸をお楽しみください。

※精油は全体に対して着香程度の量ですが、各精油について過敏な方は他の着香、あるいは着香のない石鹸をお選びください。

※当店の石鹸は雑貨です。ご使用に関しましては自己責任でお願いいたします。