過剰体液滞留と心身共の疲弊から解放される、おまじないではない凄い現実
マカダミアナッツオイル
ツバキオイル
馬タテガミオイル
精製アボカドオイル
キャスターオイル
ココナッツオイル
パームオイル
精製水
水酸化ナトリウム
ソリューション&アンチイディーマ#327Q30 - 30ml
ベーシックな万能を求め、構成は店主独特の贅沢ながらにシンプルですが、正しく優しく頼もしい手作りならではの石鹸です。
髪を含む全体にご使用になれます。
豊潤な泡と、裏切らない後のモッチリをご堪能ください。
※当店の石鹸は雑貨です。ご使用に関しましては自己責任でお願いいたします。
まずは根元からの改善、まずは全身、をテーマにブレンドしています。
簡単なマッサージ方法の説明については、「サーキュレーション#319」をご覧ください。
「サーキュレーション#318」との違いは、サーキュレーションは特に血流促進を意識したもの、こちらアンチイディーマは体液の滞留による浮腫の排泄に重点を置いています。
付けた名前は「Anti edema
浮腫に逆らう」です。
プラス、深いリラックスを得ます。
香りは、よく言えば「効っくー!」な匂いですが、ぶっちゃけ臭いです。
臭い薬草を練り練りしたような感じで、しかも長引きます。
しかしながら、結果的に深い深いリラックス作用を持つ芳香が集まったので、次第に安眠をもたらす香りに変化します。
そして、嵌まります。
これが合成香ではない天然香のマジックで、最初はエッ?と感じても、充分に馴染み始め、場合によっては好きになってしまいます。
アンチイディーマの主要精油は「サイプレス」と末尾の「ベチバー」。
サイプレス(イタリアイトスギ)は地中海地方の風景に欠かせない常緑樹で、実は墓地とも結び付き、学名の中の「sempervirens」は「いつも生きている」
よく言えば愛する人を亡くした場合には「いつも側に居るよ」、マイナー思考で言えば単なる墓地となると、若干、怖くなりますが、ただ常緑樹ゆえの命名のようなので、怖がらなくても大丈夫です。
サイプレスの精油部位は葉と球果で、一般的には「すっきりスパイシー」とか「ウッディースモーキー」と評されますが、私には「湿って積もった落ち葉に消臭剤をバラ撒いた匂い(単体で嗅いだ場合)」としか思えず、これまたイメージを悪くしてすみません。
一応、メンズ用香粧品やデオドラント剤に使用されているので、悪いわけではありません。
今回、何故、起用したのかというと、体液過剰があるどのような場合にも強力なパワーを持ち、循環系の強壮剤でもあるからです。
また、鎮痙作用も持つため、喘息にも有用だそうです。
加えてイライラや怒りを鎮静する点で、眠りにつく前のマッサージ使用にはベストな選択だと思いました。
ベチバーは使用材料の末尾に記載していますが、これは香りが濃密なだけでなく、極めて少量で効果を発揮するものだからです。
その香りは、なんとも表現しにくい奇妙さで、私は「いぶしてから湿ったゴボウみたい」などと言いますが、「ダークな香り、煙臭い匂い」と表している専門家がいらっしゃいます。
要するに「湿った土、いぶした煙」なわけですが、薄く薄く希釈すると、少し柑橘っぽさが浮き出て来る不思議さを持ちます。
単体の香りからすると意外といえば意外ですが、(本物の)香水の保留剤として汎用されています。
モス系同様、深みをもたらすアクセントになっています。
さて、このベチバーも何故に起用したかというと、まず抽出部位が「根」である点。
人体と植物の各部位は連携していると聞いたことがあるので、「足」に当たる「根」に注目しました。
このベチバーは、血流量を増加させて筋肉痛や関節炎を和らげます。
身体のあらゆる部分に酸素を運び届けるに必要な赤血球を強めて身体を蘇生させるといわれています。
また、免疫機構を刺激促進する力を持つため、ストレスに耐え、病にならない能力を増大させるそうなのです。
眉唾といえば眉唾ですが、健康体へに導く有難い精油です。
私自身は、このベチバーのあまりに深い鎮静力を利用して、15年くらい前から疲弊した友人たちにブレンドしてきましたが、とにかくザワつく心が落ち着き、安眠に導くパワーが強いのです。
ブレンドしていたら、ラベンダーやネロリやクラリセージではビクともしない私自身にもホワーっと眠気が来ます。
ベチバーのインド名は「静寂の油」。
根から抽出されているだけに落ち着かない気分を「大地に足を着けさせる」作用を持ちます。
これは過度に知的な活動をする人、自分を不安定だと感じる人、離別死別によるショック状態の人、精神的外傷を受けている期間に有用であるという記載があるほどに、身体だけではなく、精神面に対しても強いパワーを抱えています。
と、ここまで書いている私自身は、もともと「香りで取れる疲れなんてたいした疲れじゃない」「香りで癒される悲しみなんてシレた悲しみ」と豪語し、芳香による力を「まやかし」と笑っていました。
しかしながら、何やらホワーっとしたり、安心感に包まれるのは紛れもなく香りの力であったりすることを体感したのは、このベチバーが最初の驚きでした。
以来、近年になって研究、解明されてきている「香りと脳の関係」を調べる楽しみが増えた次第です。
ベチバー凄い。
プラス、今回、サイプレスとのシナジー効果を体感しました。
怪しいと思われる方にも、「まやかし」と疑っていたような私の体感を少し信じてみてください(個人差あり)。
脇を固めた精油は、引き締めにローズマリー、角質軟化にレモン、鎮痛にマージョラムスウィート、血液循環にジュニパーベリー、新しい血液細胞の形成と明日へのスタミナ増長にブラックペッパー。
私自身、足を酷使した翌朝には、昨日のことを忘れるくらいに魔法がかかっています(個人差あり)。
※精油「マージョラムスウィート」「ジュニパーベリー」について詳しくは「精油の説明」のページをご覧ください。
※当店の濃度は全体から割り出した濃度ですので、通常の希釈による滴下より精油濃度が高くなっております。濃い場合はベースオイルで希釈してください。
※香りは個人の感性はもちろん、その日の体調や精神状態、環境によって感じ方は変わります。
私自身、今日合わなくて放り出した香りが、半年後に試してみると安らいだ経験があります。
※ご注文をお受けしてからブレンドしておりますが、精油そのもののブレンドは経時で角が取れて丸くなります。
ベースオイルは劣化しにくいものを使用しておりますが、なるべく早くご使用ください。
※ローズヒップオイルや月見草オイル(イヴニングプリムローズオイル)などの劣化しやすいオイルは、ご自身で使用の都度、ブレンドしてみてください。
精油は濃縮された植物の原液ですので、嗅覚にも触覚にも生理活性力が高く、非常に作用が強力です。
そして、個人個人の体質や、それぞれの状態により、合う精油、合わない精油があります。
特にアレルギー体質や妊娠中、病中、病後の方は精油の選択や使用方法に注意が必要です。
ご使用の前に水で10倍に薄めた精油を肘の内側に付けてパッチテストをしてください。
赤く反応が出た場合はご使用をやめてください。
また、ご使用に関しましてはあくまでも自己責任でお願いいたします。
精油濃度/全体の20%
サイプレス
Cupressus sempervirens(ヒノキ科)
ローズマリーベルベノン
Rosmarinus officinalisCT Verbenone(シソ科)
マジョラムスウィート
Origanum majorana(シソ科)
ジュニパーベリー
Juniperus communis(ヒノキ科)
レモン
Citrus limon(ミカン科)
ブラックペッパー
Piper nigrum(コショウ科)
ベチバー
Vetiveria zizanoides(イネ科)
マカダミアナッツオイル
(ベースオイル)
ホホバオイルクリアー
(ベースオイル)
ー禁忌ー
・妊娠中、授乳中の方はお避けください。
・過敏性の方はお避けください。
・眠気をもたらすので、日中及び運転前はお避けください。