殺菌力に関しては恐るべしパワーを持つマヌカハニーと抗酸化力を抱えたセサミオイルを使った、大変に泡立ちのよい滑らかな石鹸です。
はちみつ酵素で流した肌はツルツル、そしてシットリ。
垢抜け感も保湿感も兼ね備えた嬉しい石鹸です。

使用しているセサミオイルはアーユルヴェーダに使用するオイルで、有名なゴマを焙煎せず生のまま搾って作られる太白ごま油です。
(プリマヴェーラ使用。)

セサミオイルの脂肪酸は半々でオレイン酸とリノール酸、そして養分として、ビタミンA、B、E、ミネラル(カルシウム、マグネシウムなど)が豊富で、更に「セサミン」「セサモリン」に代表されるゴマリグナンを含有します。

ゴマリグナンは、腸内細菌によって代謝されることで女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをする上に肌の保湿や老廃物の排出を促す働きをします。
頭皮への使用で白髪や抜け毛の予防になるので、洗髪にも。

セサミオイルによるサクサクした泡立ちと、馬タテガミオイルとヘンプシードオイル、ココアバターによる保護感を味わってみてください。

ほんのりバニラが香ります。

使用したマヌカハニーはMGO400+です。

※太白ゴマ油の抗酸化物質ーーー
含有する天然の抗酸化物質「セサモリン」は、加熱していないセサミオイルに多く含まれていますが、加熱することで更に強い抗酸化力を持つ「セサモール」が生成されるため、アーユルヴェーダではオイルを使う前にキュアリング（加熱処理(100℃)）を行います。
ただ、日本国内で売られている太白油や生絞り油に関しては、製造過程でセサモリンがセサミノールに変化しているため、キュアリングは不要なようです。
(加熱することで水分や不純物が飛んで軽くなるので軽い感触を好む場合は加熱お勧め。)

※マヌカハニーのグレードーーー
以前、フェノール液に比較した場合の殺菌力の強度を表す「UMF（ユニーク・マヌカ・ファクター）数値」がありました。
(例えば「5+」は、「フェノール液5%希釈液（フェノール5%、水分95%）」と同程度以上の殺菌力が あることを意味します。)
しかし、マヌカの抗菌力は主に「MGO(Methy GlyOxal/メチオグリサール)」という成分であることが発見され、2006年以降からはフェノールに代わりMGOで測定されるようになりました。
MGO基準では、「kgあたり.MGO含有量83mg以上のものがUMF5+と同等」といわれています。
(kgあたり263mg以上は10+、514ミリグラム以上は15+。)
味や滑らかさはブランドにより、大差があります。
抗菌力というより、その効力は予想以上で、口内炎などは驚くほどに早く治りました。
サプリメントを飲むより余計な結合剤等がなく頼もしいため、日常用にMGO400+程度のマヌカハニーを常備しています。
(今回はマヌカヘルスのものです。)